宿命の対決 孫悟空とベジータ(其之四百五十六)

さすがの心を読める界王神も、ベジータの計画を阻止できませんでしたね。

 

神の神以上の存在だというのに手落ちが多いのは界王の中でも比較的若い存在だからでしょうか。

 

鳥山キャラっぽいとも言えますが^^;

 

 

f:id:sarugami33:20191128021736j:plain べジータ 90万 超サイヤ人2 4億5000万
 

バビディから潜在パワーを引き出され基本パワーは悟空とほぼ互角に。

 

どうしてもなれなかった超サイヤ人2に到達できたのはベジータの思惑通りでしょう。

 

 

バビディは「限界以上に」パワーを引き出す、と言っていますが考えるほどに限界以上って何よ??と分からなくなってしまいます。

 

引き出せるならそこが限界じゃないか?などという言葉遊びの堂々巡りはさておいて、私はナメック星の最長老、ビビディ、15代前の界王神の潜在能力引き出しはどれも似たようなものだと考えるようになりました。

 

(これらの能力を知っている今の目で見ると、超神水の効果とペナルティは酷いとすら感じますが・・・^^;)
 
 

悟空に本気を出させるためべジータは武道会の観客席に気功波を撃ちます。
 
軽く撃った程度でしょうが観客席の描写でその破壊力がうかがい知れます。

 

吹き飛んでる人間の絵を入れていることで残酷性も高く感じるわけですが、それほどまで当時の鳥山氏はリアル志向だったということでしょうか。

 

 

 

 

みつけられた邪心(其之四百五十五)

天下一武道会での悟空VSクリリンのようなバトルの始まりを見せないパターンですね。

 

うまい省略の仕方だと思いますし、アニメスタッフはこの辺りを利用して時間稼ぎができたんじゃないでしょうか・・・?

 

そして矢継ぎ早に魔術攻撃を仕掛けるダーブラ

 

イラついて悪態をつくベジータダーブラが目を付けます。

 

実はそれがベジータの目的だったわけですが悟空が自分以上の力を持っていることを確信してからの計画ですからなかなかの策士ぶりだと思います。

 

おそらく魔界のダーブラの故郷の星から宇宙船に戻される悟飯とダーブラ

 

相手を死に至らしめるだけでしたら対戦相手のみをどこか酸素のない空間に送り込めばいいのでは?なんて思ったりしましたがそれはきっとできないか、魔界にも武士道精神みたいなのがあったりするのかどちらでしょう・・・?

勝者決定!!!(其之四百五十四)

ミスターサタンに代わって18号にヘッドロックされたい!!と思った回でしたね^^;

 

思えばドラゴンボールという漫画は生々しい肉体的接触シーンは数えるほどだったような気がします。

 

初期は肉体的接触はエロとほぼ同義でしたしね。

 

18号は2000万ゼニーよこせと提案します。

 

優勝賞金をよこせ、ではなくさらに倍額上乗せするところに18号の金にがめついキャラクターが表れていますね。

 

まさかKAMEHOUSEの財政がそれほど逼迫しているわけではないですよね・・・。

 

もしかしたらそのお金でもって西の都に家を買ったのかもしれないですね^^;

 

 

18号に脅されながらもうまく立ち回り体面を保ったサタンは流石といいましょうか(;^_^A

 

そしてビーデルから事情を聴いた悪ガキ二人は現場に急行します。

 

ラディッツが地球にやって来たときとはえらい違いだなぁと思ったものです。

 

 恐怖を感じる悟空たち、怯える悟飯。

 

これに対しブウ編は余裕のある悟空たち、魔人に興味シンシンのトランクスたちですから・・・^^;

 

トランクスも平和だったらこんな悪ガキなのかという発見がありましたし、もしかしたら「徒党を組んだサイヤ人はやっかい」というのも提示しているのかなぁと思ったりしましたね^^;

 

 

 

決勝戦の行方(其之四百五十三)

トランクス 6万 超サイヤ人第一段階(×50) 300万

 

         超サイヤ人第四段階(×350) 2100万

 

悟天 5万5000 超サイヤ人第一段階(×50) 275万

 

         超サイヤ人第四段階(×350) 1900万

 

トランクス、悟天は未成熟ゆえに戦闘力が安定しておらず、超サイヤ人第一段階~第四段階の間で揺らいでいる感じでしょうか。

 

それでも2人が最大に戦闘力を発揮しても実力は18号の方が上です。

 

人造人間たちは洗脳やプログラム学習などですでに豊富な疑似戦闘経験を持つという設定ですが、18号は手加減して戦うことに苦労したのではないでしょうか。

 

17号とは違って18号はその洗脳も解けかけているのではとも考えています。

 

 

そして改めて18号の服装を見てみますと上のシャツは初登場時の、下のパンツは後期とほぼ同じものの組み合わせですかね。

 

 

 ぱっと見競技に適した服装ではないのはついうっかり本気を出して対戦相手をケガさせないようにとの配慮があるからでしょうね^^;

 

 

そして決着。

 

亀仙人はマイティマスクの正体に気づいていました。

 

亀仙人はいつのまにか気を感じることをマスターしましたがこの場合は動きでもうすうす分かってたのでしょうね。

 

 

ダーブラ登場!!(其之四百五十二)

ベジータ、悟空の戦いぶりを見ているというのに余裕があるダーブラ

 

2人がわざと本気を出さなかったのに加えて、暗黒魔界でもまさに無敗だった自信があるのでしょう。

 

私はそれに加えてダーブラ不死身説を提唱したいと思っています。

 

戦闘で体を欠損しても復活できるゆえの余裕があるのではないかと・・・。

 

さらにはダーブラは自分を滅してくれる存在を探しているという設定すら考えています^^;

 

そんなセル級のダーブラに純粋サイヤ人っぽく好戦的な態度をとる悟飯。

 

2人の頼れるサイヤ人がいるので気が大きくなったのか悟空に自分の大きくなった姿を見せたいのか・・・^^

 

 

 

 一方の武道会場。

 

ジュエール  25
 
キーラ26
 
一般武道家レベルの戦闘力を設定するのに本当に骨が折れますね^^;
 

魔獣ヤコンのごちそう(其之四百五十一)

ヤコンの戦闘力の兼ね合いから見て、悟空は界王拳10倍を使って戦いを楽しむかのように相手をしているという感じでしょうか。

 

超サイヤ人になったときも 3000キリ→約4000万と考えますと、第一段階でも全力を出さず、余裕をもって戦っているようです。

 

もうちょっと根拠のある数字にしたかったのですが・・・仕方ありません^^;

 

 

 

あの世から帰還した悟空は戦う相手に対してもドライだという評価があるようですが、フリーザ戦以降は常に地球が破壊される危険性を考慮に入れて戦う必要性があると思います。

 

さすがにプイプイ以下の戦士に地球を破壊する戦闘力はないのですが、もしかしたらバビディの宇宙船に地球を破壊する装置があってそれを起動するとも限らない、として悟空がプイプイと戦ったとしてもプイプイの命を絶っていた、あるいは行動不能にさせていたのではないかと思っています。

 

悟空たち三人はゲームを楽しむフリをしつつも船内の気を探ることは怠らず、ダーブラ以外に大した奴はいない、ここを出るときは念のため宇宙船を爆破しておこう、くらいは考えていたかもしれません。

 

そしてヤコンの体を破裂させてしまうほどの気の爆発。

 

悟空が瞬間気を膨張させたのは悟飯も気付いたようですがベジータはさらに深く読み取り、悟空の実力を把握してしまいます。

 

ステージ2のヤコン(其之四百五十)

f:id:sarugami33:20191001070735j:plain ヤコン 1067万(800キリ)

 

歴代の敵のフリーザに相当します。

 

ネーミングの由来は初見では全くわかりませんでした汗

 

暗いところが好きだから夜→今夜とか??という感じに漠然と考えてましたね。

 

そういえばヤコンにはMの文字がお腹についていますね。

 

これはもしかしたらニコチャン大王のように地球人とは内臓器官の場所が違っていて脳部位がお腹にある、ということかも・・・なんて思いました。

 

 

次に悟空たちが移送された先は暗黒星。

 

なにかしら星のマテリアルが存在してるはずなのですが真っ黒に塗りつぶせるので楽ですね^^

 

今回の戦いでまさに天界での修業が役に立ちましたね。

 

恐らく対戦カードがベジータ-ヤコンだったとしても結果は変わらなかったと思いますが^^;

 

 

扉絵の次のページにバビディの宇宙船の解説図があります。

 

マッスルタワーの展開をもう一度させたかったという鳥山氏。

 

勝ったら下に降りていくというのが斬新ですよね^^