神と神(劇場版第18作)①

7年ぶりに映画館にアニメドラゴンボールが帰ってきた!!

 

ドラゴンボールZと銘打たれていますので、龍拳爆発からは実に8年ぶりとなりますね。

 

しかし考えてみればハリウッド映画ドラゴンボールエボリューション、悟空の父バーダックなど数年おきに発表されてはいるんですよね・・・('◇')ゞ

 

この頃私はSNSであるアメーバピグにハマっており、そのチャット仲間にこれは鳥山監修で、ほとんどのオリジナル声優が再集結してアフレコされた貴重な作品なんですーと力説したことを覚えております。

 

本作品、非常にシンプルなタイトルです。

 

「ぶっちぎり」や「激突!!」などの激しい言葉もなく、流行りのリリックを織り込む隙も行間もないくらいのシンプルさです汗

 

英題はGods of war、神々の戦いとすごくかっこいいですね。

 

冒頭でも記した通り、制作発表当時は原作者である鳥山氏による監修作品であり、正当続編であり、鳥嶋元編集長も太鼓判を押した・・・などという評判でにぎわっていましたね。

 

ドラゴンボールに飢え切っていた私たちは鳥山監修というモノを無条件に受け入れすぎたのかもしれません・・・汗

 

い、いえ、続編ものの枠にとらわれない自由な発想と展開は面白く、さすが鳥山明と感心したりもするのですが・・・('◇';)

 

公開時期は2013年、東北震災で落ち込んだ雰囲気を明るくするために、残酷なシーンは一切作らなかったといいますね。

それが鳥山氏の本来作りたかった路線とうまくマッチして楽しい作品に仕上がっていると思います。

 

本題に入る前に初見での感想としましては

 

・ブルマの年齢設定をはっきりさせてほしかった

ブルマの自称38歳の誕生パーティーが本編の発端でしたが、初見時は意外と若いんだなと思うだけでした。

 

こういうのは流れ的には実は〇〇歳なんだけど みたいなネタバレがあるのが普通だと思うんですよね。

 

クリリンが「さ・・・38歳だったのか」と言っていましたが、ツッコミなのか単純に驚いているのかよくわからずモヤモヤが残ったといいますか・・・(^◇^;)

 

鳥山先生らしくブルマの実年齢を把握しておらずボカしたのかもしれませんが一方マイの年齢は41歳(これも許容範囲だが設定的に結構苦しい)だとはっきり言わせてしまうところもさらにモヤモヤがさらに積もりましたね・・・汗

 

そしてうっかりしていましたがピラフたちが若返ったのはエイジ767、ビルス復活がエイジ776(という脳内設定)ですので3人は全員9歳くらいとなり、ピラフが幼稚園児の服を着ているのはちょっとおかしいかなと思いました。

 

もしかしてピラフはこのスモッグの衣装が気に入って、幼稚園卒園?後も愛用しているという設定でしょうか・・・?

 

劇中では「この前」若返ったということなのでもしかしてピラフ一味の若返りは未来と現在で若返った年齢とタイミングが違っているのかもしれませんね・・・汗

 

・ターブル公式化による混乱

 

番外編のような感じだったオッス!帰ってきた~がブルマの一言で

公式認定されたことによる戸惑いを感じてしまいました。

 

完全ギャグだったネコ魔人シリーズでドラゴンボールキャラが登場したことは今でも正史としては考えてはいませんが、一瞬マンガの中でのリアリティライン?がブレてしまいました。

悟空のネズミが苦手設定は取り込んでいいのか?とかGTは鳥山氏の中で正史あつかいではないのか?とかですね・・・('◇')

 

・脚本に鳥山明らしさが出すぎている

 

神と神は鳥山氏による完全なドラゴンボールの続編と謳われていますが、そこに編集者による脚本、セリフの修正が入らなかったことによって鳥山明らしい言い回しが出すぎているなぁと思ってしまいました。

 

はげしくプロレスごっこしてあげなさい などの言い回しは好きなのですが、鳥山氏の独特な言葉遣いを神龍などの品格あるキャラクターまでがしてしまうのには違和感を覚えてしまうのです。

 

この違和感はドラゴンボール初期にはあまり感じたことがなく、これが初代編集である鳥嶋氏と2代目編集である近藤氏が結構セリフやト書きを修正していたんじゃないかと思う根拠になっています。(逆に3代目編集の武田氏は比較的修正していないイメージ)

 

・エフェクトが進化している

 

アニメドラゴンボールGTが終了して20年、アニメーターの作画技術が上がってきたのでしょうか、風になびく煙、衝撃波など戦闘時のエフェクトが細かく描写されています。

 

大規模な破壊描写はワンパンマンなんかが例に挙がると思うのですが、それがドラゴンボールにも持ち込まれた感じですかね。

 

 

 

 

 

Zと銘打っているだけあって悟空の胴着の色はアニメ準拠の赤ですがサイヤ人編で登場したグレゴリーはいませんね。

(記憶ではいたのですが今回再視聴したらいませんでした汗)

 

ストーリーの大まかな流れは

 

破壊神ビルスが目覚める

 

悟空と交戦

 

ビルス地球へ

 

ベジータ他戦士たちがビルスと戦う

 

ドラゴンボールで悟空を超サイヤ人ゴッドに

 

ビルスと悟空再戦

 

ビルス帰還

 

という感じですね。

 

 

地球ではブルマの豪華な誕生会が開かれていました。

 

ブウ編からの数年でカプセルコーポレーションの建物は一部がえぐられた形にリニューアルされていますね。

 

これは細部は違いますがGTでも一緒でした。

 

建物周りの土地に高低差がついていたことに後から気づいて驚きました。

 

突発的に戦いが起きた時のために周りの土地を買い上げて整地したのでしょうか?

 

人家もあるみたいですがカプセルコーポレーションの人が住んでいるとか?

 

有事の際は即刻避難することを条件に格安で売りに出されている住宅かもしれません。

 

 

 

悟飯  10億(21億)

 

ブウ 8000万

 

天津飯 17万

 

ゴテンクス 9億 

 

地球戦士側はベジータの戦闘力を突出させたいがためにベジータ以下にしてみました。

悟天とトランクスはブウ編から2年経ち体格差が微妙についてきて、フュージョンによるパワーアップ倍率が20倍になったとしたいと思います。

 

ベジータ 4億5000万→12億(愛の怒りパワー)

 

ビルス 現在未詳

 

数百万から億越えの戦士を相手に、曲がりなりにも死なせることなくいなしています。

 

このことからビルスには瞬時に相手の力量を見切り、自分の気も相手に合わせて上下させる、ブウと似たような能力があると想定しました。

 

ビルスもその見極めを誤ったために爆発パワーを発揮したベジータの攻撃をくらい、ゴッド状態の悟空に予想外に肉薄された、という感じでしょうか。

 

アニメドラゴンボール超ではその威厳も名誉も地に落ちたような印象もありますが、そのパワーは現在未知数ということにしたいと思います。

 

悟空が現れ、ドラゴンボール神龍を召喚します。