フリーザ初めての屈辱と絶望(其之三百十九)

孫悟空のターンが続きます。

 

シュ、パッ とオノマトペを2コマに分割しての高速表現、面白いと思います。

 

それほどマンガ読みではないので今の漫画家さんでこの表現を継いでいる人がいるのかいないのかはわかりませんが・・・・^^;

 

フリーザの光速デスビームを残像を残し避ける悟空。

 

過去の残像拳のシーンでも思いましたが、欲を言えば「相手の攻撃が残像をすり抜けた」感があるといいなぁと。

 

まぁ脳内補正余裕ですが^^;

 

 

 

さらにフリーザをあおる悟空。何もかも知っているような口ぶりでしゃべっているのがフリーザからしてみれば屈辱感も割り増しでしょう。

ベジータから情報を得たのか自分で類推したのか・・・。

 

サイヤ人にはおだやかな心を持ちながら怒りで変身するという条件が明らかになります。

 

人造人間編の頃にはクリリンもその条件を知っていました。

 

ことの成り行きを見ていた界王からヤムチャたちに伝わり、それからクリリンにもつたわったという感じでしょうか。

伝説の超サイヤ人(其之三百十八)

スーパーサイヤ人孫悟空の反撃が始まります。

 

フリーザも最終形態でここまで圧倒された経験はなかったはずです。

 

悟空とフリーザの丁々発止のやりとりがしびれます。

 

怒りで変身するのは大脳辺縁系が関与しているのかな?なんて考えていますが、一人称がオレになってかっこいいのだけど悟空のアイデンティティが失われた感じがありましたね。

 

ですが おまえを滅ぼす、あやまっても許さないぞ などの言い回しはどこか幼稚ながらも悟空らしさが感じられます。

 

悟空とフリーザの戦いを遠くの悟飯が視認します。

 

気功波の攻撃は光が明滅しているように見えるのですね。

 

 

 

 

 

生か死か・・・(其之三百十七)

クリリン曰くピッコロもついてたんだ、あいつらが死ぬもんか ということでいつの間にかクリリンのピッコロに対する信頼も大きなものになっていました。

 

戦い後のあたかも大団円のようなシーン。

 

ブリーフ博士がサイヤ人の宇宙船を改良新造した宇宙船なら5日で地球に帰れると悟空が言っています。

 

これはどういうことでしょう。悟空の勘違いか実際行きの時より出力を上げて短縮して航行できるのか・・・。

 

このあたり編集さんはしっかりチェックして欲しいところなのですがこういう読者独自の解釈こじつけができるのがドラゴンボールの楽しみでもあるんですよね^^;

 

そしてクリリンの気づきからの急・緩・急は見事ですね。

 

ベジータフリーザ、セルは倒したと思ってからが本番です。

 

 

ピッコロが倒れクリリンが爆死します。

 

回想シーンや改の再録など、このシーンは何度も新作でリピートされている印象があります。

 

やはり一番最初のテレビ放映ドラゴンボールZのものがオンリーナンバーワンではあるのですが、中にはクリリン役の田中真弓さんが「体が膨張爆発した」感たっぷりに演じていらした回もあって、声優さんってすごいなぁと思ったものでした。

 

  

 

 

f:id:sarugami33:20170619140832j:plain 孫悟空 超サイヤ人 300万(1500万)

 
 
ついに孫悟空超サイヤ人に覚醒。かなり疲労が残っていると思われるので実際の戦闘力は上の数値の3~5割程度ではないでしょうか・・・。
 
 
ちなみに大全集が出る前に、独自に孫悟空の戦闘力を考えたことがあります。今までに蓄積された潜在能力がバァーッと開放されて、確か2400万くらいだったでしょうか・・・。
後に大全集で超サイヤ人になると戦闘力がちょうど50倍、、1億越えすると知った時には目からウロコでした。
 
 
 
数値のリアル感を出すためにキッチリとした数字は避けていたのですが大全集を見てからは考えが変わり、計算しやすいように数値を設定するのもいいんじゃないかと思うようになりました。
 
 
当ブログでは「補完計画(昔コピーしたデータは紛失汗)」と「超公式(今は非公式でしたか・・・^^;)」のいいとこ取りをしつつ、インフレを抑えてやってみようと思って今に至ります。

 

宇宙の恨み、フリーザを貫く!!(其之三百十六)

フリーザの星斬りの跡、まだ水が流入していますね。

 

星の中心部までスッパリと斬れたとして、果たしてあんな感じが続くものかは疑問だったのですが、ナメック星の海は底が浅いのでしたね。

納得しました^^;

 

そしてついに元気玉完成。

 

全く台詞にはありませんがどう見ても元気玉フリーザを攻撃するにはピッコロ、悟空の自分たちの方に向けて元気玉を落とさなくてはなりません。

 

それなのにピッコロは意に介せずやれといい、悟空はこの時しかないと躊躇なく遂行するあたりに命知らずのカッコよさが表れていると思います。

 

腕を振り下ろすだけのアクションにも迫力がありますね。

ラストチャンス! 特大元気玉(其之三百十五)

表紙は元気玉を集める悟空片手上げバ―ジョンです。

 

体を傾け肩を頭の真横に、右腕をまっすぐ天に突きあげているこの力強いポーズは、普通の人にはおいそれと描けないものだと思うのです。

 

私も何度か、記憶したものを描いてみるのですがいずれもうまくいきませんでした汗

 

 

本編、ピッコロたちが元気玉の完成にやきもきするシーン。

 

気がはやるクリリン、悟飯に対し二人より冷静に見ているピッコロとそれぞれの役割をうまく分担していますね。

 

元気玉に気づくフリーザ
 
元気玉の光が水面に映ったからですが、鳥山マンガでこんな細かな表現は初めて見た気がしましたね。
 
 
ピッコロ 250万
 
 
フリーザを牽制するためピッコロはクリリンから約1万、悟飯から約10万の気を受け取り、界王拳で一時的に増幅させて攻撃します。
 
気の譲渡は劇場版でも見られた あ、そんなことできるんだという技?ですね。
 
便利すぎる気がするので気の譲渡にはロスが大きい(他人の気を自分のものにするには効率が悪い)こと、ピッコロでいえばフリーザへの不意打ちの一撃で気がガクッと落ちてしまうというデメリットも付け加えておきたいと思います。
 
 
舞空術の登場以来、他者の攻撃を受けるときは地面にしろ空中にしろ自分の体をその場に固定してると考えています。ですが油断してそれを怠っていると今回のように戦闘力差が大きくてもふっとばされる場合もある・・・と。
 
ドドリアへの悟飯、クリリンの攻撃がいい例ですかね^^;

孫悟空 最後の決断(其之三百十四)

パワーを使い果たし防戦一方の悟空。

 

それでも最低10倍の界王拳を使い続けている、という設定です。

 

フリーザの怒りの攻撃であるはずなので少しでも気を抜くと体の一部が簡単に吹っ飛んでしまうのではないかと考えます。

 

そして最後の切り札である元気玉の出番です。

 

ちょっとずつでいい 元気を分けてくれと悟空は言っていますが、おそらくナメック星近辺の3つの太陽からは最大限に元気をいただいているんじゃないかと思うのです^^;

 

エネルギーが小さい元気玉なら体内に可視できない状態で蓄えて攻撃直前に玉状にしてぶつけることができるのでしょう。

 

ですが相手はフリーザ

 

倒すには膨大なエネルギーが必要で、そのエネルギーはナメック星上空に可視できる状態で集積しなければならないようです。

 

エネルギー量はベジータ戦時とは単純計算で100倍ほど違いますが悟空の元気集積率も上がっているらしく短時間でその原型は出来上がっています。

 

 

 

20倍界王拳の賭け(其之三百十三)

フリーザの星斬り。

 

3割くらいは斬れた感じでしょうか。

 

もし10割、ナメック星をスッパリ斬ったとしても2つに分かれて飛んでいく・・・なんてことは引力、重力の関係からなさそうだという回答は出せるのですが、はたしてナメック星の海の水はどうなってしまうのか皆目見当がつきません・・・汗

 

 

f:id:sarugami33:20170611215323j:plain 孫悟空 600万(界王拳20倍)

 

悟空が今持てる力のすべてを発揮しますが瞬間的にフルパワーの50パーセントで対抗したフリーザには通用せず。

 

これまでの敵は最大でも数倍だったのに悟空が戦闘力を数十倍にしてもかなわないというフリーザは底なしの強さを感じてしまいます。

 

これ以降は正々堂々の試合形式を捨て、元気玉フリーザを倒すという方向にシフトしていきます。

 

 

しかし今でも20倍界王拳の悟空でフリーザの約50パーセントという事象から超サイヤ人は約50倍という公式を生み出した大全集スタッフの優秀さを称えたいと思っています^^;

 

当時の私は悟空が超サイヤ人になってどばぁ~~っと潜在能力が開花して・・・

 

などと適当に数値を決めていましたが、そんな自分に数学的根拠を示してくれたことを感謝しております^^;