見切りをつけた孫悟空(其之三百二十五)

本格的に崩壊の始まったナメック星で激闘が続きます。

 

舞空術による空中停止からの蹴り、矢継ぎ早の連続攻撃などは鳥山色が強く出たシーンだと思います。

 

このあたりのアニメがやっているとき、高校の数学の先生が「全く、ナメック星いつまで爆発しないんですか~!w」とか言ってたのを思い出します。

 

 

この話数が全編通して最も線に強弱が付けられ、イラスト的な側面もあった鳥山氏の漫画としては一番荒い印象があります。

 

これは意図的なのかは分かりませんが・・・。

 

世の中では悟空とフリーザ、どっちが勝つのかハラハラしているたくさんの人たちを尻目に、当時の鳥山氏はというと早く原稿を終わらせてプラモデルを作ることだけしか頭になかったと・・・^^;

 

若干大げさに言っているのかもと思いましたがそれぐらい冷静でないと名作は生まれないのかもしれませんね。

 

 

 

超サイヤ人を解除してからのフリーザの攻撃、よく避けれたなと思います。

 

大全集が出たとき、超サイヤ人のパワーアップ50倍説が出たときびっくりもしましたが納得もしました。

 

ですが鳥山氏的には10倍くらいだと考えていたと・・・。

 

 

確かにこれ以降超サイヤ人は思ったほどパワーアップをしている感じではなくなっているような気がしますので、超サイヤ人に変身できるようになってからは平常時の基本パワーが底上げされるのではと思ったこともありました。

例えば悟空を例に挙げますと基本パワーが上がって平常時150万で超サイヤ人に変身すると10倍アップの1500万になる、と…。

 

そう思った時期もあったのですが基本戦闘力で他の仲間たちと大きく離れてほしくないなぁという気持ちが大きく、結局これ以降も超サイヤ人(第一段階)は通常時の戦闘力の50倍、ということは決定にしたいと思います。