神と大魔王の融合(其之三百六十)

 

f:id:sarugami33:20171222162819j:plain ピッコロ 24万(120万) 界王拳30倍まで
 
神と大魔王が一つになり戦闘力は2倍、界王拳も最大の30倍まで使えるように。
 
同化によるパワーアップ効果は徐々に薄れ、劇的に有効なのは2~3回までという設定です。

 

神の立場からすると若返れてよかったなぁという感想ですね^^

 

しかしこれで完全に一人の戦闘タイプになったわけでドラゴンボールを作る、ヒーリング(元々持っていた能力?)などの能力は失われてしまいました。

 

ミックス第2巻のウーロン風に言えばこのマンガのタイトルどうすんだろう・・・状態ですね^^;

 

しかし前半よく見ると亀仙人の家の電話が3年前と違っていますね。

 

この点は謎本方式でいろいろと理由は考えられます。

 

神様は見た!!(其之三百五十九)

タイムマシンがコケを残してカプセルになるシーン、とても素晴らしいと思います。

 

鳥山氏はこういう人があまり見たことのないエフェクト表現がとても上手ですよね。

 

しかもこれはカプセルには生物は取り込めないということを示している事例だと思われます。

 

ドラゴンボール超によるとこのセルの乗ってきた古びたタイムマシンは後にブルマが所持するようです。

 

 

 トランクスはなぜここまで歴史が変わったのか思案しますが、主に悟空が生存していることと未来からセルが来たことが原因かと思っています。

 

セルは悟空などの戦士たちと数種類の生物を組み合わせて誕生したとされています。

 

その生物の中には初期セルの容姿の原型となる虫(セル虫?)が存在するのかもなぁと考えています。

その虫はセル同様成虫形態からさらに二度、大量に栄養を摂取して変態をするのではないかと考えます。

 

北の店で服を着替える18号。

 

これはカプセルをなくして仕方なくバニーガールやアラブ風のコスチュームを着たりしていたブルマを想起しました。

 

現地の服を身に着けると一気にロードムービー感が増しますね。

 

前回からずっと下界の様子を伺う神。

 

俺たちが融合するとそれもできなくなるとピッコロが言っていましたのでおそらくは神という役職に与えられた技(千里眼)なのでしょうね。

 

融合後のピッコロ、天津飯も同じことをしていましたがこちらは気を探って起こっている事態を推測しているに過ぎないと思われます。

 

それにしても悟飯、大きくなりましたね。

 

頭身も伸びましたがそれでも連載初期の頃の悟空よりも年齢が下というのが驚きです。

 

まぁ作風の違いがありますし今鳥山氏が少年悟空を描いたら頭身も高めになるかも、と・・・。

 

学生当時そう思った私はふとセル編の作風でドラゴンボール第一巻(主に悟空)をまるまる描き直してやれ!!とキャンパスノートを購入したものでした。

 

 

 

まぁそれははじめの数ページで挫折してしまったことをここに記しておきたいと思います・・・・^^;

邪悪な予感(其之三百五十八)

このあたりはホントにミステリアスな感じで今までとは別の魅力がありますね。

ページ内にたっぷりと謎が散りばめられています。

 

トランクスはなぜ現場に急行する時「可能性はうすいな・・・」と言ったのでしょうか。

読んだ当初はこの台詞が人造人間を停止させる装置のあるなしについて言っているというのがはっきり分かりませんでしたし、自分で言い出しておいて否定するという、とてもあやふやな感じがしますよね汗

 

今ではただ単に含みを持たせた台詞で締めておきたかったのかなぁという結論なのですが、結局停止コントローラーがあったということになって物語が進んでいくことになるのであがいた成果はあったかなという感想ですね。

 

そして今回ドラゴンワールドの年代表記が「エイジ○○」だと分かってほほぉ~と思いました。
 
早速年代を逆に計算していってブルマと悟空が出会ったのはエイジ749だと特定。後に大全集でズバリ正解だった時はうれしかったですね^^
 

それにしてもブルマのママの目を見開いた顔を初めて見ましたし、悟飯が広い土地のなかで小さな目標物を見つけ出すのが得意なのはナメック星で鍛えられたのかなぁなんて思いましたね・・・。

ブルマからの知らせ(其之三百五十七)

船内ではこれまでの状況を整理するかのように会話が展開されます。

 

アニメではトランクスは爪を噛んでいたような気がします。

 

私的にこの演出がドンピシャにはまりました。

まだ若く、孤軍奮闘していてこれからどうなるのか精神的に不安な感じがよく出ていてあれ?爪を噛むシーン、原作でもなかったっけ?と勘違いするほどでした。

 

ベジータの憤りのシーンなど、この回では戦いがいったん終わって小休止の回かと思いきや次の展開につながるエピソードが盛り込まれています。

 

数日前に一般の民間人によってトランクスが所有する物とは違ったもう一つのタイムマシンが発見されていたのでした。

 

この数日前というのがポイントで、実は異様な出来事がすでに動き出していたんですよというタイムパラドックス感を盛り上げるキーワードになっていると思うんです。

 

それにしてもことの成り行きをブルマに伝えておいた方がいいんじゃないか?とクリリンに丸投げするヤムチャ、いやだなぁ、お前のおっかさん言うことがきついんだよなとはっきり言ってしまうクリリンがおかしかったです。

 

クリリン的にはもう十分精神面の修練も出来ていて、この人にはこれくらいのことを言ってもいい、みたいな許容範囲を推し量ることも自然にできるのかなぁと思ったりしましたね^^

神様の条件(其之三百五十六)

冒頭の神とピッコロの対峙シーン、緊張感もなかなかにあってドラゴンボール史上屈指の会話劇が展開(天界だけに^^;)されていると思います。

 

鳥山マンガ特有の言い回しが見受けられないのでもしかしたら編集のチェックが入ったのでは?と考えているのですが真実はどうでしょう・・・w

 

後半の北の都の人たちのやりとりも洋画っぽくていい感じですね。

 

車を傾けて荷物を出すという描写もやはり超人たちの活躍する洋画っぽいですし後ろのドアを最後閉めるところも鳥山氏らしい細やかさが表れていると思います。

 

 

カプセルNO576の飛行機、このあともセルの探索、天下一武道会への人員輸送などに長期間愛用されていた形跡がありました。

 

ヤムチャの所有するカプセルだと思いましたが・・・その運転をブルマが担当したりと、恋人ではなくなったけど仲のいい二人の関係性が垣間見れていいですね^^

ピッコロの決意(其之三百五十五)

冒頭ではピッコロさんが完璧にベタを忘れられてるので見つけるのにちょっとだけ手間取りましたw

 

しかし完全版でこのレベルを修正しないのならば今後はほぼノーチェックでいくのだろうと予想されましたし、それならもう完全版2巻の悟空のズボンも修正しなくてよかったのでは?と思いましたね。

 

ベジータ、ピッコロが内に闘志を秘めて飛び去ります。

 

クリリン天津飯にタメ口口調でしたね。

 天界の修業あたりで二人の距離が近づいたのでしょう^^

 

逆にクリリンヤムチャに対してはずっと敬語ですね。

 芸人なんかでは師匠に弟子入りした順に先輩後輩が決まるものなのですが武道界ではどうなのでしょうか。

 

少なくともドラゴンワールドではちゃんと目上の人に敬意を払うようですね。

 


 
悟空の家のシーンでは悟空、ヤムチャ、チチと初期メンバーが一緒にいるのがなんか感慨深かったですね。

 

悟空が飲んだ薬は感染した恐れのある人が飲むには量が少ないなぁとか、あ ヤムチャとチチ、間接キスするんだなぁとか当時は思いました・・・^^;

 

 

余裕の人造人間たち(其之三百五十四)


べジータ× 対  17号 18号○

トランクス

ピッコロ

天津飯


頚動脈を締める、ジャイアントスイングで同士討ち・・・

戦いにバリエーションが加えられているなぁという感想を持ちました。

しかしそれが逆に戦いのスケールダウンを感じてしまうというジレンマに・・・汗

 

てっきりこれからの戦いは気功技がメインになってくると思っていたのもありましたし。

 

さらにべジータは腕を折られてしまいました。

 

まさか伝説の戦士が骨を折られるなんて・・・と思いましたがこれも次段階の強さを描くための前準備ととらえることにしましょう^^;


18号に剣を砕かれてしまうトランクス。

 

ヤジロベーなどは自身の10倍以上の戦闘力を持つべジータの尻尾を切ったほどなのに・・・。

 

もしかして剣は超サイヤ人クラスになると気で強化できないのかも、と思ってましたが一応今のところ18号がその卓越した動体視力でトランクスの剣がヒットする瞬間、横からの力を加えて剣の切っ先を砕いた、ということにしたいと思います。



戦闘不参加の16号が言います。
「おまえたちが騒ぐから小鳥達がにげてしまった」

マンガの画面には小鳥が描かれてないのでてっきり何かの暗喩かと思ってしまいました・・・汗

これは動物も難なく描ける天下の鳥山明だから許されたことだと思っています。

 

駆け出しの新人漫画家が台詞だけで小鳥を描かなかったとしたら即リテイクだったでしょう・・・。