対決!! ジースとバータ(其之二百八十一)

続いてジースバータ戦。

 

やはり鳥山氏の線がシャープになりとてもスタイリッシュです。

 

リクームに続き、ジースとバータを軽くいなす悟空。
 
アニメでも見ごたえがあり、2人を蹴散らしてシュタッと身を起こすシーンのタイミングが見事だったことを覚えています。


このシーンは後ほどDVDで観返したのですが、その見事さに反して一枚一枚の原画はそれほどのクオリティではなかったことに気づいてしまいました・・・^^;

 

グルドは超能力、リクームは頑丈な体、バータはスピードときてジースはその特長を披露する前にリタイアしてしまいました。

 

四人の中で唯一気功波を使ったということで気功技が得意ということにしておきましょう。

 

そして四人を束ねるギニューはその特長をまんべんなく持っているという設定にしたいと思います。

 

超サイヤ人!?(其之二百八十)

孫悟空○ 対 リクーム×

 

悟空の掟破りの攻撃でリクーム撃破。

 

中途半端だったリクームの技名はゲーム等で明らかになっているようです^^;

 

ナッパ戦の焼き直しと揶揄されることもあるこの戦いですが、絵も洗練され敵を一発で沈めるスタイリッシュさが新しく加味されているように思います。

 

 

 

高校の時、ナメック星にやってきてからの悟空は「おめえはオラに勝てねえ」「しるかよ そんなこと言ったって」などの発言が不良っぽいと友人が評していたことを覚えています。
 
 
「地球育ちのサイヤ人・・・・
 
らしいぜ・・・・」
 
 
と悟空役の野沢雅子氏がたっぷりとした間でしゃべるようになったのは、やはり番組の尺を稼ぐためでもあったのではないかと思うのですが、考えすぎでしょうか・・・^^;

契約

其之二百七十九「不思議な孫悟空」において悟飯は仙豆を食べ、瀕死の状態から復活します。
 
食べた途端に復活するのがなんとも不思議です。これはなんというか魔法みたいな「契約」がなされているのかな、と考えました。
 
仙豆を食べる(仙豆が食道を通過する)→体が全回復する、というような特定の条件を満たすとある現象が発動するという「契約」、
 
ドラゴンボールフュージョンもその一つなのではないか・・・と。
 
ナメック星人やメタモル星人はその「契約」を作り出すのがうまい種族なのかなぁと思うのです。
 
そう考えることによって、地球とナメック星にしか存在しないはずのドラゴンボールなのに「GT」では過去に邪悪龍が出現して宇宙中を荒らしまわった事とか、フュージョンすると皆どうしてメタモル星人の民族衣装になるのか整合性がつけらるかなぁと・・・^^;

 

 

・条件→契約内容

 

ドラゴンボールを七つ集める→願いを叶えることのできる龍を召喚できる

 

仙豆を食べる→傷ついた体を回復できる

 

息をとめる(グルド)→時間を止めてその空間を移動できる

 

フュージョンポーズを二人で同時にやる→一人の超人に合体できる

不思議な孫悟空(其之二百七十九)

f:id:sarugami33:20170325042734j:plain 孫悟空  23000(92000)

 

気のコントロールレベル4(最大4倍まで凝縮できる) 界王拳5倍まで
 

高重力での修業後、悟空は「界王拳10倍まで耐えられる」と言っていますが、それはベジータ戦での3倍、4倍使用の状態に当たります。

この時点では体に負担のない倍数は5倍までで、いざとなったら10倍まで使う覚悟だったということにしたいと思います。

 

服装は今回から胴着に悟の字、ブーツは足首を縛るタイプになっています。

 

大全集などのイラストではベジータ戦のあたりですでに縛るタイプだったりするのでどっちが正しいのかわからなくなりますね・・・^^;


 
 
クリリン 5000(20000)
 
孫悟飯 18000(72000) 怒り時 72万(最大)
 
3人とも気のコントロールレベルは4に。
 

 

べジータ 34000(68000~102000)
 
回復パワーアップとともに気のコントロールレベルは一気に2までアップ(落ち着いた状態では3倍まで集中可能)。
さらには気をゼロにする技術も修得する。 
 
 
瀕死の悟飯に悟空はむりやり仙豆を押し込み、食べさせます。親としての情が薄いといわれる悟空ですが、このシーンは悟空ならではの情愛をすごく感じました・・・。
 

 

今回とうとう読心術を披露。大全集では修業により精神まで研ぎ澄まされた結果だとしています。

 

前回は精神会話、後には瞬間移動と、田舎の山奥暮らしだった少年がよくここまでになったものです。

 

他の戦士にはあまり見られない特長であるので、これは少年時代に神の修業を受けたことが大きいものと考えています。

 

ちょうど今回の扉絵では亀仙流の胴着に如意棒といういで立ちの少年悟空が描かれていますのでその頃の悟空の活躍をプレイバックしてみましょう^^

sarugami33.hatenablog.com


 
 

孫悟飯 死す!?(其之二百七十八)

ナメック星の龍を呼び出せず、願いがかなえられないフリーザ

 

すぐ発現条件に思い至るところはさすがフリーザ頭が切れると言いますか^^;

 

そしてとうとう最長老の居場所が知られてしまいます・・・。

 

 

悟飯も孤軍奮闘して頑張ります。

 

本来なら怒りのパワーで超サイヤ人のパワーの一部が発現して10万以上の戦闘力でリクームを消し炭にできるはずなのですが・・・特戦隊の特異なキャラクターに惑わされてしまったということにしたいと思います。苦しいですが・・・。

 

ナッパ、リクーム、フリーザとボコボコにされた悟飯ですが、今の基準だと掲載できなかったりするのかもしれませんね・・・。

 

今回が状況的に一番ひどく、とうとう首を折られてしまいます。

 

卒倒確実なのでチチはその場を見なくてよかったと思います。

 

今回の扉ページではナメック星の生物に興味津々の悟飯が描かれています。

 

ドラゴンボール謎本ではこのシーンから将来悟飯は生物の学者になるのではないかという推測をするものがありましたね^^;

 

笑うフリーザ(其之二百七十七)

リクームのイレイザーガン、悟飯が追い付き追い越してベジータを助け出せたことから威力が大きい代わりにスピードはかなり遅い技ということにしましょう^^;

 

なし崩しに悟飯、クリリンベジータで助け助けられしているところが王道少年漫画的ですね。

 

一方リクームを攻撃したクリリンの姿をジースとバータはちゃんととらえており、バータなんかは余裕で阻止できたと思うのですがそれをしないところに特戦隊のドライな関係を感じますね。

 

 

 

場面は変わってネイル。戦地に向かっていたのですが途中で引き返していました。

 

これは鳥山氏が「特戦隊たちと戦わせるよりはフリーザと戦わせる方がいい」と判断しての変更でしょうか?

 

後々場当たり的な変更だとも思いましたが当時はなんの違和感も抱かずスルーしてました。

 

それほどナメック星編の勢いが加速度的に上がり、小さな疑問は吹き飛ばしてしまうくらいにノッていたのだと思います。

 

ジャンプ的にも記録達成〇百万部!!と大きく公表していた頃ですしね~^^;

絶望のベジータ(其之二百七十六)

べジータ× 対 リクーム○
 

 

 

 この回に相当するアニメの作画&動きは異様に見ごたえがありました。

 

原作では描かれていないコマとコマの間も納得のいく動きでつながれていて全編原作をそのままアニメ化したような素晴らしい出来でした。
 
 リクームの声を担当された内海賢二さんの巻き舌気味の演技が本当に嫌な奴、と言う感じで・・・w