「気功波(当時はこんな言い方も普及してなかったと思います)なんて構えが違うだけでどれも一緒じゃん(笑)」
これが学生時代の我々、というかドラゴンボールを読んだことのある世界中の子供たちの共通認識であったような気がします。
しかしセルのかめはめ波を間近で見てピッコロがホンモノと感じることからかめはめ波には共通特有の気があるのではないでしょうか・・・?
そのかめはめ波をたいした威力じゃないと言われる理由としてはセル自体がまだこの時代で戦闘力を高めていないのと気の凝縮率が当時(3.0)と今(5.0)で開きがあることを挙げたいと思います。
セル 288万(1440万) → 336万(1680万) ※ピッコロのエネルギーを吸収
それにしても今シリーズピッコロはよく羽交い絞めにされますね。
20号、初期のセルと自分より多少戦闘力が落ちる相手に動きを制限されてしまうというのはブルー将軍がロープで亀仙人を拘束したように、やはりあの世界には力を出しにくくするツボのようなものがあってそのポイントを捉えているのだと考えています。
ピッコロの奸計によって明らかになるセルの正体。
回想シーンから推察しますとトランクスの歴史介入後の未来からきたセルとなるようです。
大全集では歴史3になるようですね。
当書によるとドラゴンボール本編が歴史1、未来から来たトランクスのいた歴史が正史であり歴史2、未来でトランクスが殺される歴史が3、そのためトランクス不在でセルゲームが行われる歴史があるはずでそれを4としていました。
セルはタイムマシンのボタンを適当に押したと言っていましたがさすがにあれほど時間がずれ込むとは考えにくく、もしかしたら自分が羽化したタイミングで人造人間17号たちと出会えるように設定時間をずらしたのかもしれませんね。
ピッコロの推測どおりこの次元のトランクスは過去でセルには会わず、あるきっかけにより人造人間の設計図を手に入れて17号たちを倒すことに成功し、そのことを現代の悟空たちに報告するためにタイムマシンをセットしていたのでしょう。
それにしてもセルは16号の存在は知らないがピッコロと神が同化できるのを知っていたりと情報にムラがありますね。
一方歴史3のトランクスはセルと対峙せずにどうやってか人造人間の設計図を手に入れました。
その辺りの矛盾を解消していく妄想がとても楽しいですね・・・^^