16号の秘密兵器(其之四百六)

クリリンの持っていた仙豆を奪うセル。

 

わざわざ取りに行かずともデスビーム等でクリリンごと消さなかったのはセルの気まぐれな優しさでしょうか?^^;

 

もしかしたらセルゲーム続行中ということで律儀に対戦相手以外には手を出さないというマイルールを順守したのでしょうか・・・。

 

次週への引きを作ったというのが正解という所でしょうかね。

 

仙豆を奪う→セルジュニアを産み出す

 

の間に16号の自爆イベを挿入するというのもストーリーに起伏を付けるテクニックなような気がします。

 

そして爆発しない・・・?と顔を見合わせるセルと16号。

 

大の男二人が見つめあうこのシーン、個人的につい笑っちゃいそうになるのですが鳥山氏の卓越した画力のおかげかかろうじてそれが抑えられている、そういう風に感じてしまうのです^^;

 

しかし実際に爆発していたら地球にどんな被害があったのか、見てみたかった気がします・・・^^;

 

怒るか孫悟飯(其之四百五)

ジャッキー・チュンへの三重残像拳、ピッコロ大魔王への曲がるかめはめ波フリーザへのダブルかめはめ波からのフェイント攻撃。

 

これらは戦いのシーンですが、古くからのドラゴンボール愛読者である私にとって悟空の考えたことはだいたい上手くいくというのが定説になっていたといいますか・・・。

 

今回だけは悟飯の心を読み切れてなかったようですね。

 

悟空自身は精神的な修業も極めたはずなのに、同じサイヤ人の血が流れているからと深く読み取ることを怠ってしまったということでしょうか。

 

一応セルとの戦い前にデンデと遊ばせたことが悟飯を童心に帰らせ、地球人寄りの精神状態になってしまったことも一因と考えています。

 

悟空を諭すピッコロ。

 

ピッコロ自身は戦闘タイプに特化しているはずなのにこれまでの経験から父性的なものをしっかりと獲得しているのが面白いですね^^

発進!超孫悟飯(其之四百四)

悟飯の爆発的な力は超サイヤ人パワーが発現したものなので同じ超サイヤ人になってしまえばそう恐れるものではない、べジータあたりはそう考えていたのかもしれませんね。

 

悟飯と一緒に修行した悟空だけが超サイヤ人の次なる段階があるらしい、という確証を得たのでしょう。

 

悟飯が死んだと思って取り乱すピッコロ^^;

 

ピッコロは神と同化した超達人なのだから常に気の探索をしていても不思議ではないと思うのですがドラマ作りのためなのでしょうね。

 

この気の探索を怠り、見た目に惑わされるというのは全編通してですね^^;

 

 

悟空を超えた戦士(其之四百三)

f:id:sarugami33:20181109153537j:plain 孫悟飯 17万6000(88万) 超サイヤ人第一段階(×50) 4400万
 
                   超サイヤ人第二段階(×150) 1億3200万   
 
                   超サイヤ人第三段階(×250) 2億2000万
 
                   超サイヤ人第四段階(×350) 3億800万

 

 

悟空から次の戦士として指名される悟飯。

 

読者からすれば分かりやすすぎなくらいに伏線が張られていましたがベジータはもとより他の戦士たちからは全くのノーマークでしたね。

 

少年が活躍するという少年漫画の王道的展開になってきました。

 

しかし体が成長したとはいえ連載初期の悟空よりも下の年齢で世界の頂点に立つとは驚きですね・・・。

 

世界を救った功労者として勲章授与されてもいいくらいですし、幼少の頃より激動の人生を送ってきたのですから成人後はリア充?ライフが堪能できてよかったと思います。

 

戦闘力を多少落としたくらいで外国の人気子役スターのその後のように身をやつすこともないのが鳥山ワールドのいいところですね^^;

 

 

f:id:sarugami33:20181109155436j:plain セル 3億4000万
 

仙豆によって回復パワーアップ。

 

瀕死だったということではないので上昇幅はわずかでしょう。

孫悟空 謎の行動(其之四百二)

悟空の間隙なき猛攻にとうとうバリヤーを使用するセル。

 

これはスポーツの試合で言うタイムみたいな感じでしょうか。

 

親戚の子供とやわらかグローブをつけてボクシングごっこをやったところ子供のあまりの手数の多さに根負けする、みたいなw

 

 

 

孫悟空× 対 セル○

 

そして悟空の降参宣言。

 

道家の血というか精神というか、ドラゴンボールの世界では地球と言わず宇宙にまで広く伝わっているものとしています。

 

それを色濃く持っている悟空、ベジータはセルゲームの試合という形式をとっている以上一対一の対決に重きを置いてしまっていますし、セルもそれを利用しているかのようです。

 

そしてべジータ。彼までもが実際に戦いもせずにセルに勝てる者などいないと言い切っているのは、悟空の戦いぶりを見て完全に兜を脱いでしまったということでしょうかね^^;

 

 

かめはめ波フルパワー(其之四百一)

悟空の機転の利いた瞬間移動かめはめ波

 

瞬間移動の技も何度となく見ているのにそうきたか!うまいな、と思わせる複合技ですね。

 

そしてセルの上半身が吹っ飛びます。

 

セル以降の敵が意外に脆いのは再生する能力がある故でしょうかね。

 

 

 

私、17、18号がセルと細胞レベルで融合し、何度も体を再生したあげく18号を衣服を含めて元の状態で吐き出す、なんてことがどうも納得できず、この二人は別途特殊カプセルに閉じ込めて体内に収納しているということにしています。


 そのカプセルが下半身にある、としたのはこれまでの戦いで下半身がほぼ無傷だったためです。
 
セルの頭の核は・・・・やはり瞬時に腹部にひっこめた、ということにしたいと思います^^;

 

セルは永久エネルギー式の人造人間を2体も吸収していながら体力を減らしているところから察するにこの二人から直接エネルギー供給はされていないと踏みました。

 

 

敗北か死か!(其之四百)

セルが自身の作ったリングを消してしまいます。

 

悟空とセル、その気になれば気を開放するだけでリングを吹き飛ばすこともできるのにそれをせず、リングをなるだけ壊さずに戦うということに楽しみを見出していたのではないかと・・・^^;

 

ここでやっとフリーザ戦にはなかったフィールドを広く使った戦いを見ることができました。

 

鳥山氏のバトル描写は分かりやすいと言いますがここでもまず近距離から始まり中距離、そして遠距離攻撃とその範囲が広がっていくのが分かりますね。