ジンジャータウンの決闘(其之三百六十二)

実はセルの名前初バレ時「んー、セルって二文字だしキャラクターも過去敵の集合体だし、フリーザ以降の敵としてはインパクトに欠けないか?」と少し思いました。

 

ですがアニメのCVはアナゴさん(若本さん)が担当。

 

アニメならではのしゃべりの特徴、キャラクターの厚みが出てよかったと思います。

 

あれからウン十年、若本さんの演技が過剰になる一方な様な・・・汗

 

セル 860万 (かめはめ波時)

 

セルは羽化後既に気のコントロールレベルは5.0という設定なのですがピッコロによると今のかめはめ波はたいしたことないらしいので軽めに3.0程度で撃った感じでしょうか・・・。

謎の怪物、ついに出現!!(其之三百六十一)

f:id:sarugami33:20171230153210j:plain セル 288万(1440万) 

 

ゲロのコンピューターが生み出した人造人間。悟空の細胞はべジータと初めて戦った時のものではありますが、その後のデータの蓄積により羽化した時点で既に気のコントロールレベルは最大の5.0という設定です。

 

またセルは一度卵に戻っているためそれまでに蓄えた生体エネルギーも失い初期化されているものとしています。

 

数万人しか生息していない未来世界では得られるエネルギーも微々たる物かもしれませんが・・・汗


 
セル初見時、細身の体躯、昆虫のような外見に驚きました。
 
鳥山明氏も後悔したという体表の斑点、作画時は大変だったでしょうが「デザイン、攻めてるなぁ~」という感想を持ちました。

 

しかし神様が見た未来の絶望的なビジョンは人々をセルが吸収することだったのでしょうか。

 

神が戦慄をおぼえるほどなので、ピッコロと同化することによって未来が変わったという可能性もありそうです。

 

 

 

 

 

神と大魔王の融合(其之三百六十)

 

f:id:sarugami33:20171222162819j:plain ピッコロ 24万(120万) 界王拳30倍まで
 
神と大魔王が一つになり戦闘力は2倍、界王拳も最大の30倍まで使えるように。
 
同化によるパワーアップ効果は徐々に薄れ、劇的に有効なのは2~3回までという設定です。

 

神の立場からすると若返れてよかったなぁという感想ですね^^

 

しかしこれで完全に一人の戦闘タイプになったわけでドラゴンボールを作る、ヒーリング(元々持っていた能力?)などの能力は失われてしまいました。

 

ミックス第2巻のウーロン風に言えばこのマンガのタイトルどうすんだろう・・・状態ですね^^;

 

しかし前半よく見ると亀仙人の家の電話が3年前と違っていますね。

 

この点は謎本方式でいろいろと理由は考えられます。

 

神様は見た!!(其之三百五十九)

タイムマシンがコケを残してカプセルになるシーン、とても素晴らしいと思います。

 

鳥山氏はこういう人があまり見たことのないエフェクト表現がとても上手ですよね。

 

しかもこれはカプセルには生物は取り込めないということを示している事例だと思われます。

 

ドラゴンボール超によるとこのセルの乗ってきた古びたタイムマシンは後にブルマが所持するようです。

 

 

 トランクスはなぜここまで歴史が変わったのか思案しますが、主に悟空が生存していることと未来からセルが来たことが原因かと思っています。

 

セルは悟空などの戦士たちと数種類の生物を組み合わせて誕生したとされています。

 

その生物の中には初期セルの容姿の原型となる虫(セル虫?)が存在するのかもなぁと考えています。

その虫はセル同様成虫形態からさらに二度、大量に栄養を摂取して変態をするのではないかと考えます。

 

北の店で服を着替える18号。

 

これはカプセルをなくして仕方なくバニーガールやアラブ風のコスチュームを着たりしていたブルマを想起しました。

 

現地の服を身に着けると一気にロードムービー感が増しますね。

 

前回からずっと下界の様子を伺う神。

 

俺たちが融合するとそれもできなくなるとピッコロが言っていましたのでおそらくは神という役職に与えられた技(千里眼)なのでしょうね。

 

融合後のピッコロ、天津飯も同じことをしていましたがこちらは気を探って起こっている事態を推測しているに過ぎないと思われます。

 

それにしても悟飯、大きくなりましたね。

 

頭身も伸びましたがそれでも連載初期の頃の悟空よりも年齢が下というのが驚きです。

 

まぁ作風の違いがありますし今鳥山氏が少年悟空を描いたら頭身も高めになるかも、と・・・。

 

学生当時そう思った私はふとセル編の作風でドラゴンボール第一巻(主に悟空)をまるまる描き直してやれ!!とキャンパスノートを購入したものでした。

 

 

 

まぁそれははじめの数ページで挫折してしまったことをここに記しておきたいと思います・・・・^^;

邪悪な予感(其之三百五十八)

このあたりはホントにミステリアスな感じで今までとは別の魅力がありますね。

ページ内にたっぷりと謎が散りばめられています。

 

トランクスはなぜ現場に急行する時「可能性はうすいな・・・」と言ったのでしょうか。

読んだ当初はこの台詞が人造人間を停止させる装置のあるなしについて言っているというのがはっきり分かりませんでしたし、自分で言い出しておいて否定するという、とてもあやふやな感じがしますよね汗

 

今ではただ単に含みを持たせた台詞で締めておきたかったのかなぁという結論なのですが、結局停止コントローラーがあったということになって物語が進んでいくことになるのであがいた成果はあったかなという感想ですね。

 

そして今回ドラゴンワールドの年代表記が「エイジ○○」だと分かってほほぉ~と思いました。
 
早速年代を逆に計算していってブルマと悟空が出会ったのはエイジ749だと特定。後に大全集でズバリ正解だった時はうれしかったですね^^
 

それにしてもブルマのママの目を見開いた顔を初めて見ましたし、悟飯が広い土地のなかで小さな目標物を見つけ出すのが得意なのはナメック星で鍛えられたのかなぁなんて思いましたね・・・。

ブルマからの知らせ(其之三百五十七)

船内ではこれまでの状況を整理するかのように会話が展開されます。

 

アニメではトランクスは爪を噛んでいたような気がします。

 

私的にこの演出がドンピシャにはまりました。

まだ若く、孤軍奮闘していてこれからどうなるのか精神的に不安な感じがよく出ていてあれ?爪を噛むシーン、原作でもなかったっけ?と勘違いするほどでした。

 

ベジータの憤りのシーンなど、この回では戦いがいったん終わって小休止の回かと思いきや次の展開につながるエピソードが盛り込まれています。

 

数日前に一般の民間人によってトランクスが所有する物とは違ったもう一つのタイムマシンが発見されていたのでした。

 

この数日前というのがポイントで、実は異様な出来事がすでに動き出していたんですよというタイムパラドックス感を盛り上げるキーワードになっていると思うんです。

 

それにしてもことの成り行きをブルマに伝えておいた方がいいんじゃないか?とクリリンに丸投げするヤムチャ、いやだなぁ、お前のおっかさん言うことがきついんだよなとはっきり言ってしまうクリリンがおかしかったです。

 

クリリン的にはもう十分精神面の修練も出来ていて、この人にはこれくらいのことを言ってもいい、みたいな許容範囲を推し量ることも自然にできるのかなぁと思ったりしましたね^^

神様の条件(其之三百五十六)

冒頭の神とピッコロの対峙シーン、緊張感もなかなかにあってドラゴンボール史上屈指の会話劇が展開(天界だけに^^;)されていると思います。

 

鳥山マンガ特有の言い回しが見受けられないのでもしかしたら編集のチェックが入ったのでは?と考えているのですが真実はどうでしょう・・・w

 

後半の北の都の人たちのやりとりも洋画っぽくていい感じですね。

 

車を傾けて荷物を出すという描写もやはり超人たちの活躍する洋画っぽいですし後ろのドアを最後閉めるところも鳥山氏らしい細やかさが表れていると思います。

 

 

カプセルNO576の飛行機、このあともセルの探索、天下一武道会への人員輸送などに長期間愛用されていた形跡がありました。

 

ヤムチャの所有するカプセルだと思いましたが・・・その運転をブルマが担当したりと、恋人ではなくなったけど仲のいい二人の関係性が垣間見れていいですね^^