宇宙の恨み、フリーザを貫く!!(其之三百十六)

フリーザの星斬りの跡、まだ水が流入していますね。

 

星の中心部までスッパリと斬れたとして、果たしてあんな感じが続くものかは疑問だったのですが、ナメック星の海は底が浅いのでしたね。

納得しました^^;

 

そしてついに元気玉完成。

 

全く台詞にはありませんがどう見ても元気玉フリーザを攻撃するにはピッコロ、悟空の自分たちの方に向けて元気玉を落とさなくてはなりません。

 

それなのにピッコロは意に介せずやれといい、悟空はこの時しかないと躊躇なく遂行するあたりに命知らずのカッコよさが表れていると思います。

 

腕を振り下ろすだけのアクションにも迫力がありますね。

ラストチャンス! 特大元気玉(其之三百十五)

表紙は元気玉を集める悟空片手上げバ―ジョンです。

 

体を傾け肩を頭の真横に、右腕をまっすぐ天に突きあげているこの力強いポーズは、普通の人にはおいそれと描けないものだと思うのです。

 

私も何度か、記憶したものを描いてみるのですがいずれもうまくいきませんでした汗

 

 

本編、ピッコロたちが元気玉の完成にやきもきするシーン。

 

気がはやるクリリン、悟飯に対し二人より冷静に見ているピッコロとそれぞれの役割をうまく分担していますね。

 

元気玉に気づくフリーザ
 
元気玉の光が水面に映ったからですが、鳥山マンガでこんな細かな表現は初めて見た気がしましたね。
 
 
ピッコロ 250万
 
 
フリーザを牽制するためピッコロはクリリンから約1万、悟飯から約10万の気を受け取り、界王拳で一時的に増幅させて攻撃します。
 
気の譲渡は劇場版でも見られた あ、そんなことできるんだという技?ですね。
 
便利すぎる気がするので気の譲渡にはロスが大きい(他人の気を自分のものにするには効率が悪い)こと、ピッコロでいえばフリーザへの不意打ちの一撃で気がガクッと落ちてしまうというデメリットも付け加えておきたいと思います。
 
 
舞空術の登場以来、他者の攻撃を受けるときは地面にしろ空中にしろ自分の体をその場に固定してると考えています。ですが油断してそれを怠っていると今回のように戦闘力差が大きくてもふっとばされる場合もある・・・と。
 
ドドリアへの悟飯、クリリンの攻撃がいい例ですかね^^;

孫悟空 最後の決断(其之三百十四)

パワーを使い果たし防戦一方の悟空。

 

それでも最低10倍の界王拳を使い続けている、という設定です。

 

フリーザの怒りの攻撃であるはずなので少しでも気を抜くと体の一部が簡単に吹っ飛んでしまうのではないかと考えます。

 

そして最後の切り札である元気玉の出番です。

 

ちょっとずつでいい 元気を分けてくれと悟空は言っていますが、おそらくナメック星近辺の3つの太陽からは最大限に元気をいただいているんじゃないかと思うのです^^;

 

エネルギーが小さい元気玉なら体内に可視できない状態で蓄えて攻撃直前に玉状にしてぶつけることができるのでしょう。

 

ですが相手はフリーザ

 

倒すには膨大なエネルギーが必要で、そのエネルギーはナメック星上空に可視できる状態で集積しなければならないようです。

 

エネルギー量はベジータ戦時とは単純計算で100倍ほど違いますが悟空の元気集積率も上がっているらしく短時間でその原型は出来上がっています。

 

 

 

20倍界王拳の賭け(其之三百十三)

フリーザの星斬り。

 

3割くらいは斬れた感じでしょうか。

 

もし10割、ナメック星をスッパリ斬ったとしても2つに分かれて飛んでいく・・・なんてことは引力、重力の関係からなさそうだという回答は出せるのですが、はたしてナメック星の海の水はどうなってしまうのか皆目見当がつきません・・・汗

 

 

f:id:sarugami33:20170611215323j:plain 孫悟空 600万(界王拳20倍)

 

悟空が今持てる力のすべてを発揮しますが瞬間的にフルパワーの50パーセントで対抗したフリーザには通用せず。

 

これまでの敵は最大でも数倍だったのに悟空が戦闘力を数十倍にしてもかなわないというフリーザは底なしの強さを感じてしまいます。

 

これ以降は正々堂々の試合形式を捨て、元気玉フリーザを倒すという方向にシフトしていきます。

 

 

しかし今でも20倍界王拳の悟空でフリーザの約50パーセントという事象から超サイヤ人は約50倍という公式を生み出した大全集スタッフの優秀さを称えたいと思っています^^;

 

当時の私は悟空が超サイヤ人になってどばぁ~~っと潜在能力が開花して・・・

 

などと適当に数値を決めていましたが、そんな自分に数学的根拠を示してくれたことを感謝しております^^;

 

怪物フリーザ(其之三百十二)

フリーザの本領発揮。

 

フリーザのノールックの肘を受けて悟空が鼻血を出します。

元来かっこ悪いものなのですが敵味方関係なく鼻血を出すところが鳥山漫画っぽいといいますか^^;

 

悟空はフリーザの攻撃を凌ぐためだけに界王拳を使っている状態になります。

 

もしかしたら少しでも衝撃をやわらげるために12倍くらいまで使っているかもという考えです。

 

あいつらの気だけで押しつぶされそうだというピッコロの台詞でやはりフリーザ1億2000万説の方がいいかもという気持ちになっていまいますが、ピッコロたちは平常状態で界王拳などを使ってないということにしておきましょう。

肉弾戦(其之三百十一)

フリーザ 400万  ※両腕使わず
 
ここから悟空は常時界王拳10倍を使っているという設定です。
 
 
フリーザの尻尾にはじかれるも即座に態勢を整え尻尾をつかむ、という高速の闘いがうまく表現されていると思います。
 
しかも描写から推測しますと一旦フリーザのさらに先まで移動してから尻尾をつかみに背後に回ったと思うのですがどうでしょう・・・。
 
悟空の手数の多い猛攻に思わず手を使ってしまうフリーザ
 
 
ここでいつも、柔らかいグローブを付けた兄弟がボクシングごっこをして兄は最初弟を甘く見ていたのに弟がこちらにしゃべる余裕も与えないくらい手数を出してくるので兄が圧倒されてしまう、というシーンを思い出してしまうのです・・・^^;
 
 
 
それにしても悟空のかみつき攻撃、今現在わかってるだけでトータル3回あります。
 
悟空ならではの野生も感じられますしアイデンティティにもなってるかと思います。
 
天下一武道会など試合形式の戦いでこの攻撃をしないのはやはりマナー的な使い分けをしてるのでしょうかね。
 
 

さぐり合い(其之三百十)

フリーザの超能力攻撃。

 

悟空は超能力はブルー将軍、クリリン対餃子の試合で経験済みなのが大きいと思われます。

 

そういえば悟空は無印時代では恐竜から獣人、動物タイプやロボットなど様々な敵と戦ってきました。

 

その経験が悟空を柔軟な対応発想ができる唯一無二のファイターに育て上げたと考えると外国ではあまり人気がないと言われる無印時代のエピソードも無下にはできないと思えてくるのです。

 

爆発から超高速で抜け出す悟空。

 

ピッコロが見事に解説役を買って出てくれています^^

 

ピッコロがいなくてもフリーザが、あるいは本人が解説してくれるのかもしれませんが・・・。

 

そろそろその気になろうかなというフリーザに対しオラもだと返す悟空。

 

その悟空の口の形がコミックスで初読みした時から気になっていたのですが…

 

どうやらホワイトで修正して描き直したあとが見えますね。

 

私は完全版で気づいたのですがジャンプ本誌や本誌掲載時を再現して収録された超悟空伝で読んだ人ならさらに一目瞭然だったと思います。

 

地球でチチと牛魔王の様子が描かれます。

 

牛魔王は左利きでしたか・・・。こういう利き手設定は明確に鳥山氏の頭にあったのでしょうか。

 

悟空も左手に箸を持ってガツガツ食べるシーンがありましたね。