ナメック星の戦士ネイル(其之二百八十六)

f:id:sarugami33:20170331195046j:plain ネイル 14000(42000)

 

ナメック星人はおしなべて戦闘技量も高く、皆気のコントロールもレベル3(体の気を三倍にまで高めることができる)くらいはマスターしているようです。

 

てっきり気を抑える技術も習得しているかと思ったのですが、フリーザは明らかにナメック星人と思われる反応をスカウターでとらえています。

 

必要のない技術なので発展しなかったのでしょうか・・・。

 

ネイル対フリーザ

 

戦闘力53万というフリーザのシーンはインパクトが大きく、名シーンとして長く後世に語り継がれています^^;

 

フリーザに繰り出した手刀は全くダメージすら与えられず、逆に右腕を持っていかれるネイル。

 

最初はてっきりアイアンクロー的な技で腕を引きちぎったのだと思いましたが、首と腕でネイルの腕を固定して折りちぎった感じですね。

 

 

危うし 最長老たち(其之二百八十五)

f:id:sarugami33:20170329154425j:plain 孫悟空 18万

悟空が界王拳を使用して戦闘力を上げた数値です。
界王拳が何倍なのか分からず、18という数字も2、3、6、9とシンプルな整数だけでも約数が多く、選択肢をたくさん用意する鳥山先生、ニクいぜ・・・という感想を当時持ちましたw

今のところ悟空の素の戦闘力は9万としています。

 

界王拳は使用した瞬間にグンと戦闘力が上がるイメージでしたが限界を超えた倍数だったり、技の使用者が意図的に徐々に戦闘力を高めていった場合はスカウターの数値上昇もゆっくりになるのでしょうね。

 

 

悟空の戦闘力を見てなんということだーとおどろくギニューのポーズ、なんとなく既視感があったのですがA・ルーミス著の人体写真であることにすぐ気が付きました。

 

後程鳥山氏がサイヤ人編あたりから筋肉を勉強するために参考書籍を購入したというインタビューを見て膝を打ちました。

 

人体写真からポーズを拝借したとみられるのは他にもいくつかあってザーボンがふっとぶシーン、フリーザのちくしょうと叫ぶシーンなどがそれだと思われます。

 

どれも単なるトレースではなくて鳥山流のアレンジがしっかりきいてるのはさすがですね^^

 

f:id:sarugami33:20170331155102j:plain デンデ 100

 

緊急事態のため最長老によってデンデの潜在能力が引き出されます。見た目のかわいさとの兼ね合いで難航しましたが上の数値にしました。地球では天下一武道会で優勝できるレベルです^^;

 

最長老とフリーザが初めて対峙します。

 

最長老が寿命で死んでドラゴンボールフリーザに殺されたものを生き返らせるという願いでなぜ最長老がわずかな時間生き返ったのか。

それはナメック星人がみな魂的につながっているからだという説を考えてみました。

 

地球の神は地球の人間との交わりで小さな悪の心が芽生えたように、元来ナメック星人というのは人の心に影響を受けやすい種族なのでしょう。

 

そしてピッコロ大魔王は生み出した魔族が死んだと同時に苦しみました。

 

最長老も自分が生み出した子供たちが死ぬたびに苦しんでいたと考えることができそうです。

 

これらが最長老の寿命を短くした複合的要因だと考えられます。

 

 

ギニュー隊長のプライド(其之二百八十四)

中盤よりギニューは本気モードです。

 

ギニューより速い悟空を気功弾で牽制。

やはりジースは気功技が得意だということでしょうか。

 

せっかくとらえた悟空を離すギニュー。

ギニューは特撮番組の見すぎで正々堂々をきどりたいのでしょう。

 

もしくは元の体の持ち主の性格が影響している、と考えるとギニューのキャラクターのブレも説明がつくような気がします。

 

 

鳥山氏の漫画には時々パースに乗ってない絵が描かれることがあります。

 

恐れ多いことを申し上げますが、氏が(当時)パースを理解してなかったことが原因かと思われます。

 

手前の人物は大きく、奥の人物は小さく描けば遠近はとりあえず表現できますがパースに乗ってないせいで奥のキャラクターが小人に見えることが良くあります。

 

まぁ氏の描く絵にはパースに頼らずとも十二分に成立させられるだけの画力があることは言わずもがななのですが・・・^^;

 

 

 

ギニュー隊長おでまし!!(其之二百八十三)

フリーザの宇宙船のシーンでギニュー特戦隊の宇宙船の着陸跡が見えます。

 

忘れてなかったのですね鳥山氏^^;

 

 

ちなみに悟空はリクームとバータの命までは絶たず、ジースにも撤退を要求しました。

 

これは戦闘力5万やそこらの者では星を撃っても消滅させることができない証左と私は受け取りました。

 

人数が減ってスペシャルポーズが決まらないギニューたち。

 

このポーズの5人そろった完全バージョンは其之二百七十四の扉ページに描かれていたのですね・・・。

ベジータの複雑な心(其之二百八十二)

タイトルで初めてベジータの心境に触れています。

 

もうこの辺りではベジータレギュラー入りの構想はあったのでしょうか?

 

その程度ではフリーザには勝てない、不死身にでもならないかぎり

 

ベジータは悟空に言います。

 

実際現段階では戦闘力の差もすさまじく、不死身になってもフリーザにちょっかいすら出せないでしょう。

 

今回の扉ページでブルマが食べている弁当が美味しそうですね。

 

右端はご飯的な炭水化物がとれるフードでしょうか?

 

そしてドラゴンレーダー。

 

このあたりのドラゴンレーダーは竜頭がスクリーンに対して垂直にはついておらず、なんとなく右利き仕様になっているのかなという気がするのですが・・・どうなんでしょう?^^;

 

 

対決!! ジースとバータ(其之二百八十一)

続いてジースバータ戦。

 

やはり鳥山氏の線がシャープになりとてもスタイリッシュです。

 

リクームに続き、ジースとバータを軽くいなす悟空。
 
アニメでも見ごたえがあり、2人を蹴散らしてシュタッと身を起こすシーンのタイミングが見事だったことを覚えています。


このシーンは後ほどDVDで観返したのですが、その見事さに反して一枚一枚の原画はそれほどのクオリティではなかったことに気づいてしまいました・・・^^;

 

グルドは超能力、リクームは頑丈な体、バータはスピードときてジースはその特長を披露する前にリタイアしてしまいました。

 

四人の中で唯一気功波を使ったということで気功技が得意ということにしておきましょう。

 

そして四人を束ねるギニューはその特長をまんべんなく持っているという設定にしたいと思います。

 

超サイヤ人!?(其之二百八十)

孫悟空○ 対 リクーム×

 

悟空の掟破りの攻撃でリクーム撃破。

 

中途半端だったリクームの技名はゲーム等で明らかになっているようです^^;

 

ナッパ戦の焼き直しと揶揄されることもあるこの戦いですが、絵も洗練され敵を一発で沈めるスタイリッシュさが新しく加味されているように思います。

 

 

 

高校の時、ナメック星にやってきてからの悟空は「おめえはオラに勝てねえ」「しるかよ そんなこと言ったって」などの発言が不良っぽいと友人が評していたことを覚えています。
 
 
「地球育ちのサイヤ人・・・・
 
らしいぜ・・・・」
 
 
と悟空役の野沢雅子氏がたっぷりとした間でしゃべるようになったのは、やはり番組の尺を稼ぐためでもあったのではないかと思うのですが、考えすぎでしょうか・・・^^;