ベジータとザーボン(其之二百六十二)

まさか冒険ギャグ漫画として始まったドラゴンボールザーボンのようなイケメンキャラが登場するとは思いませんでした。

 

ブルマー、ニーハイという下手な人がデザインすると変態的になりがちなコスチュームを鳥山氏はしっかりまとめています。

 

ちゃんとモッコリも描写しているのはさすがです。

 

CVも東映のイケメンキャラなら何でもござれという速水奨さんが演じていましたね。

 

ベジータザーボンの戦い。ザーボンの気弾をベジータがはじき、大地に着弾してその破片がベジータにも降りかかってきます。

 

考えてみればこの描写は理に適っているものでリアル感、臨場感の演出には効果的でしたね。

 

デンデのペースで飛んで最長老のところまで約5時間。

 

ベジータのスキをついて距離を稼げたのもほんのわずかだったようですね。

 

次話数では突然睡魔が襲ってきたのかクリリンたちは仮眠をとっています。

 

 

びびる界王さま(其之二百六十一)

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ピッコロ 644(2255)

天津飯 601(1980)

ヤムチャ 522(1566)

餃子 243(720)

界王さまの下にたどり着いた4人。ダジャレのテストにてこずらなかったらしいヤムチャ餃子。この2人がギャグもいけるキャラクターだということを再認識しました。

 

餃子は当初ギャグを理解していなかった節もありましたが・・・人間的成長を遂げたということで^^;

 

ピッコロ、天津飯もなんとか課題をクリアして修業を始めます。

 

ここで最大のオレ設定なのですが、悟空がナメック星に着く6日間の間、界王の特別な計らいで外界の1日が界王の星では1ヶ月に相当するように時間の流れを変えた、ということにしています。

 

界王の誤算がなければ悟空はサイヤ人との戦いに遅れることはなく、ピッコロ達も死なずにすんだかもしれないので・・・。

これにより4人は悟空と同じくらいの期間修業ができ、ピッコロの急激なパワーアップも納得のできるものになる、と思うのです・・・。

 

フリーザと戦うつもりなら教えないという界王。

 

この台詞ジャンプコミックスでは普通なのですが完全版ではフリーザ―と・・・になっています。

 

なぜこういう誤植が起きてしまうのでしょう・・・?

ドラゴンボール最後の1個(其之二百六十)

f:id:sarugami33:20170127205000j:plain アプール 1500

 

戦闘力的にラディッツのライバルだったのではないかと思ってしまいますが実際はどうだったでしょう・・・。

 

 

一方クリリンはデンデに自分達がナメック星に来た経緯を説明します。

 

ナメック星人には性別がないと聞いて私ナメック星人じゃなくてよかったーと本気で安心するさまは初期のノリを思い出させます。

 

そして界王の星にヤムチャ達が来訪したという知らせを受ける悟空。

 

ピッコロ、ヤムチャ天津飯、餃子四人揃って久しぶりの登場です。

 

ピッコロもほかの三人と同じ方を向いているのは既に彼らの距離感が縮まっていることを示しているのでしょうか?

 

アニメではまだそれほど距離が縮まってないのかピッコロのキャラクターを際立たせるためか、ピッコロだけ背を向けて顔だけこちらに向けていましたね。

 

少し先になりますがギニュー特戦隊のグルドが何故チーム全体での飛行についていけるのかという疑問。

 

それはグルドが他メンバーの余剰エネルギーを拾い、自分のエネルギーとして活用しているからという理由付けを考えています。

 

ちょっと違いますがスリップストリームにつく感じといいますか・・・。

 

これと同様に天津飯ヤムチャの後ろで(ピッコロはさすがにまだ他の3人とは距離を置いているでしょう)餃子がスリップストリームにつくことでみんなと足並みをそろえて界王の星にたどり着いたということにしたいと思います。

6個めのドラゴンボール(其之二百五十九)

「ボクたちこういうの食べません 水を飲むだけでいいんです」とデンデ。
 
謎本等で「では何故ナメック星人に歯(キバ)があるのか」と話題になったりしたんじゃないでしょうか。
 
僕の中ではナメック星の異常気象の時ポルンガ
 
1 異常気象を止めてくれ(不受理)
 
2 水を飲むだけで生きていけるようにしてくれ
 
という願いをたのんだ、というストーリーが浮かんでいたんですが・・・。


 
今やキバは退化途中にある、はずですがピッコロ大魔王がそうだったように、親が子を生む時ある程度姿かたちをイメージできるようなのでいらぬ心配かと思います。

危険がいっぱい!!(其之二百五十八)

次から次へとピンチが訪れます。ダイ・ハード的に言えば「なんて日だ」ですね。
 
そして悟空がナメック星に向けて出発したという朗報。なんとも心強い主人公です。

 

それにしてもブルマ達が最初にたどり着いた洞窟、一体どいう所なのでしょう。

 

全体像が描かれるのは数回しかありません。

 

中に入ってもそれほど暗くならないのは明るく光るヒカリゴケのようなものが生息しているのかもしれません。

 

中に家のカプセルを建てられるほど広いスペースがあるというのも自然にそうなったとは考えにくい気もしますし、昔ナメック星人の子供かなにかが遊びで掘ったんじゃないかと推測するのですがどうでしょう・・・?

怯えるドドリア(其之二百五十七)

べジータ○ 対 ドドリア×
 
 
ここにきて「つるむ」とか「マジ」とか、セリフが随分と現代的になったなぁという感想を持ちました。
 
そして明かされる惑星べジータ消滅の真相。

 

この頃アニメ関係者の中では徐々にバーダックの設定が出来上がりつつあるのでしょうね・・・。

 

 

最大戦闘力26000のベジータに消されるドドリア
 
戦闘力や見た目に反してタフな肉体ではなかったと思われます。
 
 
それにしてもベジータドドリアの背後に回り両腕の関節をきめる一連のくだり、惑星ベジータ消滅の真相、ベジータの「フリーザサイヤ人の底知れぬ可能性を恐れている・・・!」というセリフからの悟空の修業シーン一コマ挿入、という流れはとても素晴らしく、漫画一編の完成度としてはベスト5に入る出来栄えではないでしょうか・・・。

死を呼ぶ追跡者!!(其之二百五十六)

戦闘力が10倍も違う敵から追われる緊迫のシーンです。
 
ロートの目薬のCMでは5歳の悟飯とコンビを組まされていたクリリンですが、ここは大人の面目躍如、見事ドドリアの追跡から逃れることができました。

太陽拳のポーズはこの時だけ違うようですが、それだけ切羽詰まっていたということでいいでしょうか。

そして距離をおいてからも最後まで油断しないところがいいですね。

 

悟空は父、ピッコロは師、クリリンは友として悟飯は尊敬の念を抱いているのではないでしょうか・・・。

 

 

それにしてもドドリアの攻撃で立つ水柱、すごく細かい描写がされていますね。

 

 

ドラゴンボール世界でなくてはならない「気」。

私は「気」を宇宙世紀ガンダムでいうミノフスキー粒子のような不可思議現象を説明づけられる便利なツールと考えています。

 

例えば舞空術。この技は体の表層の気をグルグルと循環させることによって反重力場が形成され自由に空を飛べる、というテキトー理論をぶち上げています。

 

この技術はまだ未解明な部分も多く、クリリン達はナメック星での経験によって速く飛ぶには気の量とともに気を循環させる速さも肝要だということを体得していきます。